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「ダークナイト」は何がすごかったの?

今回はバットマンシリーズの最高傑作とも称されるクリストファーノーラン監督の「ダークナイト」について紹介したいと思います。

アメリカのDCコミックの「バットマン」を映画化した作品で、

今までも「バットマン」は何度か映画化されていますよね。

中でもクリストファーノーラン監督により制作されたバットマンシリーズは「ダークナイトトリロジー」と呼ばれ、大成功を収めました。

そして最も興行的に成功したのが今作の「ダークナイト」ということになります。


今作は、バットマンとジョーカーの対決に焦点を当てています。

ではじっくり見ていきましょう。


  • 監督

  • 脚本

  • キャスト

  • 感想

  • 評価

  • 何がそんなに凄かったのか

  • 日本での誤訳問題

  • オーロラ銃乱射事件


監督

メガホンをとったのはクリストファーノーラン監督です。


前作の「バットマンビギンズ」ではあまり興行収入は振るわなかったものの、今作では大ヒットを記録します。

他にも、「メメント」「インセプション」など様々な作品を監督し大ヒットを記録しております。


脚本

脚本を書いたのは、監督であるクリストファーノーランと、彼の弟のジョナサンノーランです。

彼は兄のノーランと共に何作もヒット作を世に送り出しており、「ダークナイト」だけでなく、次作の「ダークナイト ライジング」や「メメント」、「インターステラー」なども彼の脚本です。

すごい兄弟ですねー。


しかし、、、


彼らの兄である人物はダークナイトの公開時期に殺人罪でFBIに逮捕されます。その他にも詐欺罪などを働いたということも明らかになり、、、、


皮肉にも当時のアメリカでは

リアルジョーカーはノーランの兄だ

と揶揄されました。


キャスト


クリストファーノーランは地震の映画には何度も起用しているお気に入りの俳優が何人かいます。

今作の「ダークナイト」はそのノーラン組の宝庫といっても過言ではないでしょう。


ブルース・ウェイン / バットマンクリスチャン・ベール


ジョーカー/ヒース・レジャー


ハービー・デント / トゥーフェイスアーロン・エッカート


レイチェル・ドーズ/マギー・ジレンホール



アルフレッド・ペニーワース/マイケル・ケイン


ジェームズ・“ジム”・ゴードン/ゲイリー・オールドマン



ルーシャス・フォックス/モーガン・フリーマン


感想

一番最初に思ったのは


これは大人のヒーローショーだな


ということです。


主人公のバットマンは学生でも典型的なイケメンではありません!!(もちろん主演のクリスチャンベイルはハンサムガイ!ですが)


主人公のブルースウェインは大企業の社長で大金持ちです。年も若くなく作中でも「歳をとった」という描写が出てきます。


しかし、治安の悪いゴッサムシティを正義の道へ正すため奔走します。


その典型的なヒーローとは程遠い孤独で不器用な老いた主人公にある意味で同情し応援できる、そんな新しい姿を見ることができる作品です。


評価

評価という面で特筆すべきは、「ジョーカー」を演じたヒースレジャーでしょう。

1989年に上映されたティムロビンス監督のマイケルキートンがバットマンを演じた

「バットマン」でのジョーカーのジャックニコルソンが素晴らしすぎてハードルが上がってしまったということもあり


キャスティングが発表された当時はこんなイケメン俳優にできるのか


という批判的な意見が多かったのですが、、


結果


アカデミー賞助演男優賞


という素晴らしい結果になりました。


彼は以前インタビューで、ティムバートン監督でジャックニコルソンのジョーカーを参考にしなかったと語っており


その理由としては

「ジャック・ニコルソンがテイム・バートンの世界で作り上げたものは、触れることすら犯罪的だ」

と語っています。


ジャックニコルソンの演じたジョーカーに対しての半端ないリスペクトを感じますね!


一方で参考にしたものもあると言います。

それは1960年代に放送されたTV ドラマシリーズ「怪鳥人間バットマン」で初代ジョーカーを演じたシーザー・ロメロ版のジョーカーだったというのです。

口調は彼のものを参考にしつつも、監督のクリストファーノーランの世界で新たなジョーカー象を生み出していったのです。


ヒースレジャーの役作り


  • 精神異常者の本を読み漁る

  • クランクインの前にロンドンのホテルに缶詰状態になり人との交際を遮断

  • ジョーカーとして日記をつける

その努力の末、彼は見事アカデミー賞助演男優賞を受賞できるのです。


しかし、、、


彼はこの作品が完成する前に死んでしまします。

一説によるとジョーカーとして役に没頭しすぎて薬物依存になってしまったという話もありますが、これは後にご遺族が否定しています。

「彼は楽しんでジョーカーを演じていた」と



何がそんなにすごかったのか


  • 世界で初めての長編IMAX映画

この当時、IMAXカメラは世界で4台しかありませんでした。そのうちの1台を使い撮影したということになるのですが、なんとその貴重な一台も撮影中に壊れてしまします。

ジョーカーを追跡しているシーンでした。

当時IMAXカメラは1台2億5千万円もしたのです!

壊したカメラアシスタント??は怒られたでしょうねー。保険入ってたかなー

  • リアルすぎる撮影現場

劇中に出てくる警察官は非番の本物の警察もエキストラとして出演しています。

そのリアルすぎる撮影現場により、撮影中に通報が絶えなかったのだとか、、

  • クリスチャンベールの役作り

今作ではバットマン役のクリスチャンベールはあまり体を大きくしすぎないよう注意したそうです。

肉体改造に定評のあったクリスチャンベールですが、今作では老いを表現するために控えたのでしょう。

  • 細かい仕掛け

冒頭のシーンで出演する銀行の店長役はウィリアム・フィクナーという有名な役者さんです。なぜ彼がカメオ出演したかというと、ノーラン監督がこのダークナイトを「ヒート」という作品を参考に作っていたからです。

この「ヒート」という作品はアルパチーノロバートデニーロが主演なのですが、このウィリアム・フィクナーも出演しています。

冒頭のシーンで言うと、バスが突っ込んでくる前ときた後でジョーカーの髪の色が茶色から緑に変わっています。

また最初は白シャツの警備員も後では青色に変わったりと細かい細工はされていました。

  • バットマン市から告訴

トルコのバットマン市長はワーナーブラザーズとノーラン監督を相手に告訴します。

バットマンという名前は我々のものだと。

そして、バットマン市の犯罪率が増えたのもこの作品のせいだと訴えたのです。

もちろんこの件は不起訴に、、、


これらが結果的に当時の全米興行収入歴代第4位という結果につながったのかもしれません。


日本での誤訳問題

日本では新たに一大事件が起こります。

ジョーカーのセリフを誤訳してしまうのです。

それがどうでもいいセリフなどではなく物語の根幹を握る重要なセリフだったのです。

該当のシーンはこちらです。

ハービーデントを病院で対峙し悪の道へ洗脳するシーン

ジョーカーのセリフ

「混沌の本質、それは恐怖だ(fear)」

こちらが誤訳で、本来は

「混沌の本質、それは公平だ(fair)」

になるのです。


この「公平」という単語は非常に重要で、その後にハービーデントがコインで人を殺すかどうか決める根拠になるので絶対に間違えてはいけない内容でした。


オーロラ銃乱射事件

ダークナイトシリーズを語る上で外せないのがこの話題だろう。

事件はアメリカ、コロラド州の映画館で「ダークナイトライジング」の上映中に起こりました。

24歳の人付き合いがあまりうまくない平凡な青年が銃を乱射しテロを起こすのです。

そして犯人は自らをジョーカーだと名乗ります。

ヒースレジャーのジョーカーを見て自分もこうなりたいと自らに眠る狂気を呼ぼ覚まされたのか、、、


今回はノーラン監督の代表作「ダークナイト」を紹介してきました。

前作の「バットマンビギンズ」、次作の「ダークナイトライジング」を見ていない、見る予定がないという人でも単体でも楽しめる作品になっています。

是非ご覧ください!!

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