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そうして私たちはプールに金魚を、 サンダンス映画祭ショートフィルム部門グランプリ受賞作!!電通現役社員が有給中にとった作品は、日本映画史上最も癖が強い受賞作!?

面白度

⭐️⭐️⭐️⭐️☆


「飛んで埼玉!」よりも埼玉をネタにしている・・・

この映画を見たらきっとあなたはこう思うでしょう。


しかしそれだけではないこの映画。

いうなれば往年の名作たちを彷彿とさせるような映像技法を使った芸術作品、

かと思えば監督独自の完成によって演出されている物語

物語の冒頭で全部ストーリーが語られてしまうのに、なぜか20分間見飽きない。

悶々としてエネルギーに溢れる田舎の女子高生を見透かしたような作品となっています。


https://vimeo.com/170127382


今回は、サンダンス映画祭でショートフィルム部門でグランプリを獲得した

「And so we put goldfish in the pool. /そうして私たちはプールに金魚を、」

を紹介したいと思います。


サンダンス映画祭という映画祭に馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますのでそこから紹介しましょう。


サンダンス映画祭とは

サンダンス映画祭とは、俳優で映画監督のロバートレッドフォードが始めたアメリカのユタ州で毎年行われている映画祭です。


ちなみにロバートレッドフォードとはこの人です。


若い人は知らないかなー

昔は美形俳優として有名だったらしくて、ブラットピットに似ているなんて言われることもあるんですよー


ちなみに若い頃のロバートレッドフォードはこちら

ブラピとの比較も含めてどうぞ!


左)ブラットピット            右)ロバートレッドフォード


いかがですか?

似ていると言われれば似ていますが、そこまでではないですよねー?

まあ、美形であることには変わりないんですが、、、


それはさておき、そんな彼が企画したこの「サンダンス映画祭」

実は、メジャーなハリウッド作品などではなく比較的低予算で作られたインディペンデント映画、いわゆる自主制作映画を発掘する映画祭として知られています。


今回紹介する映画「そうして私たちはプールに金魚を、」はショートフィルム部門でグランプリに選ばれた作品になります。

日本人としては初めてのことなのですごいことですよー


監督

メガホンをとったのは、 長久充 という人物です。

はて!??


おそらく知っている人は広告業界出ない限り、そんなにいないんじゃないでしょうか。

なぜ広告業界出ない限りと言ったのか。


それは、、、




実は彼、


現役で広告代理店の電通でCMプランナーをしているんです。


そうなんです、普段は会社員として汐留で働いているんです。


彼の経歴を簡単に紹介しますと、

青山学院大学フランス文学科在学中に映像の学校のバンダンデザイン研究所に入学

そこで映像などを学び

大学卒業後、電通に入社

入社後はプランナーとして数々のCMを手掛け、2013年にはカンヌで行われた広告賞でメダルを獲得するなど輝かしい実績を残しています。


広告マンとしても優秀なんでスネー。


でも電通は副業禁止なんじゃなかったっけ?


そうなんです。

実は、この作品は有給中に趣味として撮影したそうなのです。

そしてこの映画の興行収入は一切監督の下には入っていないんですって。

だから副業じゃないからOK!!とのことでした。


キャスト

あかね:湯川ひな

たみこ:松山莉奈

まゆ:菊地玲那

りょうこ:西本まりん


あらすじ

2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400匹の金魚が放たれた。犯人は4人の女子中学生。「キレイだと思って」と供述した4人の15歳の少女たちがプールに金魚を放った本当の理由とは・・・!?

実際に起きた事件を元に、少女たちの心情を斬新な視点で切り取ったスピード感あふれるショートフィルム。

アイス、部活、祭り、ゾンビ、ボーリング、自転車、カラオケなど記憶を刺激するモチーフの連続で、観る者の想像を裏切り続ける25分間。


作品の背景

この「そして私たちはプールに金魚を、」は


MOON CINEMA PROJECT


というクリエイター育成プログラムのグランプリを受賞して映像化をした作品になります。


今年は残念ながらコロナウイルスの影響で開催中止されたようですが、今まで五回開催されております。

そんな名誉あるMOON CINEMA PROJECTの第一回目のグランプリがこの「そして私たちはプールに金魚を、」だということです。


実話を基にした話だった!?

この話は埼玉県で実際に起きた金魚がプールに400匹放されるという事件を基に作られています。

事件が起きたのは2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校でだった。


犯人は女子中学生四人組


水面に大量の金魚が泳いでいたら、綺麗に違いない


これが事件を起こした動機だそうです。


そんなことのためだけに女子中学生がこんなことをしたのか、

本当の動機はなんだったのか


そのことをこの映画は教えてくれました。


評価

サンダンス映画祭のショートフィルム部門でグランプリを受賞しただけあって各界の著名人から絶賛の嵐です。


団子三兄弟を作った佐藤雅彦さんには

「烈度の奥に節度、冒涜の奥に誠実さ。私はこの映画にタランティーノを感じました」

と絶賛されています。


長久監督の次作


この映画で業界内でも一気に知名度をあげた長久監督は2019年に長編デビューを飾ります。

「we are little zombies」


こちらは長久監督が自ら電通にプレゼンをして出資をしてもらったとのことです。

電通は副業が禁止なので、普通に業務として勤怠をつけて、脚本は育休中に執筆したとのことでした。


こちらも是非チェックしてみてください!


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