
The Film mate
テネット 豆知識 ニールとマックスは同一人物なの? マックスを反対から読むと i am 〜?
今回はテネットをさらに楽しむための豆知識を紹介していきたいと思います!!
目次
1.逆行マシーンはどこにでもあるわけでない?
2.順行と逆行のルール
3.文字も逆行している!?!
4.ニールはキャットの息子(マックス)なのか?問題
では行ってみよう!!
1.逆行マシーンはどこにでもあるわけでない?
そうなんです。逆行マシーンはこの映画の世界に4つしかないんです!
なのでこの映画で逆行シーンは全部この4つのうちのどこかから始まっているということになります。
オスロのフリーポートにあるロータス社の施設
映画の中盤あたりで主人公たちを襲った謎の男(後に主人公自身と判明)が出現する場所です。
タリンのフリーポート
カーチェイスシーンの後に向かった場所で、セイターが主人公とキャットにアルゴリズムがどこにあるのか拷問するシーンの場所ですね。
アイヴス率いるプリヤの私設部隊の拠点である大型船ヴァイキング号
時間の挟み撃ち作戦が決行される時に青チームが逆行した場所だ。
スタルスク12の廃墟と化した建物の中にある
ニールがここの逆行マシーンを使って、最後は主人公の身代わりになって死にましたね。ありがとうニール。
2.順行と逆行のルール
赤と青で区別
今作では順行と逆行を区別するために、赤と青で区別しています。
赤が順行、青が逆行

このシーンは、キャットが赤のドレスを着ていることで順行だということを表しています。
逆行マシーンでは時間を飛ばすことはできない
そうなんです。ここがタイムトラベルと大きく違うところですね。
逆行するには逆行マシンに乗って過去の世界へいくわけなんですが、
2週間前の過去に戻ろうと思えば、逆行のまま2週間を経て、順行に戻る必要があるのです。
テネットではその逆行したまま時間を過ごすという描写があまりなかったのでわかりにくかったかもしれません。
逆行中は空気を肺に入れられない
逆行中は酸素ボンベが必要です。酸素ボンベをしている登場人物がいたら、逆行しているというサインです!

このシーンは赤のドレスを着ているキャットは順行で
酸素ボンベをつけているセイターは逆行ということを表しています。
ちなみに逆行中は喋っている言葉も逆に聞こえます。なのでこの時のセイターは指でカウントしていますね。
熱力学の反転によって火が氷に変わる
カーチェイスのシーンで最後、主人公の車は凍ってしまいましたよね。熱力学の反転を表す象徴的なシーンです。
起きること(起きたこと)は変えられない
これがこの映画の特筆すべきスタンスで、他のタイムトラベル映画と違う点でしょう。最終決戦では順行チームと逆行チームの時間の挟み撃ち作戦が行われました。
この決戦で負けるのであれば逆行チームは存在しませんよね。殲滅されたことになりますから。
なので主人公たちは最終決戦で勝つことが確定しており、作戦に成功した逆行チームとこれから成功する順行チームが時間の挟み撃ちをするわけです。
逆行マシーンに入る時は逆行している自分を見ていないといけない
本編をもう一度見てみてください。全部の回転扉のシーンで順行と逆行する人物は同じ場所にいます。それは逆行している自分をみるためです。
見ていないと逆行世界から戻れないという設定になっています。
3.文字も逆行している!?!
監督のクリストファーノーランは隠し技が大好きで、インセプションでも登場人物の頭文字をとると「DREAMS」になるというものがありました。(インセプションは夢のお話)
実は今作のテネットでも隠し技がされているんです。
まず、
悪役のSATOR を逆からよくと ROTAS とセイターが運営する会社のロータス社になります。
4.ニールはキャットの息子(マックス)なのか?問題
巷ではこの論争がされています。クリストファーノーラン監督が答えていないので公式的な見解はないと言えますがおそらく答えはイエスでしょう。
理由①
マックスの名前
マックスの名前を本名でアルファベット書きすると、Maximilien となる。
ここで映画タイトルの「TENET」も回文になっているが、それは「N」を中心として両側とも「TE」で始まっている。
このような感じで、Maximilienを見てみると
まず頭から読むと、Max im
逆から読むと、neil im
となる。
i am max と i am neil であることがわかる。
理由②
ニールが命を捧げる動機
そもそもニールはこのテネット 計画にて自分が死んでしまうことがわかっているのに参加する。そんなことをしてまで参加するのには何かしらの理由が存在する。
キャットがニールの母親であるとすれば納得できるかもしれない。
飛行機の中でキャットを一生懸命看病していた姿など、あれは自分の母親だからできた行動なのかもしれない。
理由③
ロバートパティンソンが髪を染めた理由
ニール役のロバートパティンソンは元々ブロンドのイギリス人です。
しかし本作のためにわざわざ髪の毛をブロンドに染めました。
わざわざ染めるということは何かしらの意図があるのでしょう。
ここまで揃っているので、ニールはほぼマックスと同一人物と考えて間違いなさそうです。
これらの知識を頭に入れてもう一度見てみると、ストーリーに置いてけぼりにされないかもよ!