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メメント 完全解説(20年後の真実) ネタバレ 感想 評価


謎が謎を呼ぶ今作。

一回みただけでは完全には理解できない伏線の数々。

ファンの間でも解釈はいくつかありいまだに正解がわかりません。

監督も製作陣も決定的な発言はしていないため噂が一人歩きします。

ミステリー好きの人は要チェックの作品ですね!


監督

まず、監督は言わずと知れたハリウッドを代表する映画監督のクリストファーノーランで、この作品は彼の出世作になったといえます。




ちなみに原作はクリストファーノーランの弟が書いた「メメントモリ」になっています。

最初はアメリカで17館程度での上映になっていましたが、その革新的な内容が口コミで広がり最終的には500館以上で公開され、アカデミー賞の脚本賞と編集賞にもノミネートされ大成功したといえます。

2017年には2000年代の映画としては4作品目(劇映画としては初)となるアメリカ国立フィルム登録簿に追加されました。


ちなみに、他の3作としては、

2002年に公開されたアメリカのコメディ映画「Real Women Have Curves」

2003年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白

2004年に公開された「13 Lakes」

が挙げらレます。


キャスト

レナード・シェルビー(ガイ・ピアース)

テディ(ジョー・パントリアーノ)

ナタリー・キャリー(アン・モス)

ジミー・グランツ(ラリー・ホールデン)


主演のガイピアースはこの作品で人気を不動のものにし、その後も「ハートロッカー」「英国王のスピーチ」でアカデミー賞作品賞を受賞、「アイアンマン」にも出演するなどハリウッドを代表する名優として活動。


少しブラットピットに似ていますね!


主要キャラクターの、ジョー・パントリアーノ、アン・モスの2人は「マトリックス」に出演している。アン・モスはヒロイン、ジョー・パントリアーノは裏切る役として出演している。


無茶苦茶美人ですよね!


作中では何を考えているのかわからない怖い感じでしたね!

マトリックスでの演技も不思議な役だったのでそういう人にしか見えなくなってきます!


あらすじ

まず重要なことはこの映画は時間軸が逆になっています。つまり逆再生です。

主人公であるレナードの妻が殺されます。

レナードは妻の仇を打つためにテディを殺します。

この映画の冒頭のシーンはそこから始まります。

つまりミステリーとしては異例の、犯人を殺すところから始まるのです。


が、


重要なのはここからです。


主人公のレナードは妻を殺した犯人に頭を殴られたことで記憶が10分しか持ちません。

殺してから数分後には自分が何をしたのか忘れてしまいます。

そんな記憶障害を持つ主人公のレナードと同じような視点で視聴者は少しずつ過去に遡りながら謎を紐解いていきます。


なぜ妻を殺したのがテディだと分かったのか?

本当にテディは妻を殺したのか?

途中から登場する謎の美女の目的とは?

レナードが語る、自分と同じような症状を持ったサニーという人物の正体とは?


どんどん記憶のヒントが明らかになってくると驚くべき真相が!


果たして本当に妻を殺した犯人は誰なのか?


見終わった後、かなり切ない事実が隠されています。


何度も見ないと全ては理解できない伏線の数々。


クリストファーノーランの初期にして最高傑作と言っても過言ではないでしょう。

結構難しい映画ですがミステリー付きの人たちは何回も見てしまう名作です!


あらすじ(ネタバレ含む)

特殊な映像手法

まず映像手法について触れていきます。

先ほどこの映画は逆再生になっていて時間軸が逆になっていると言いました。

この時間軸が逆になっている部分はカラーで写っています。

主人公のレナードがテディを殺すところから物語が始まる、、、


もちろんそうなのですがそれに加えて、白黒でもう一つのレナードのシーンが要所要所で流れます。

このシーンではレナードは電話で誰かに話しており時間軸は普通どうり、つまり逆再生にはなっていないということです。


要するにこの物語は

カラーで流れる時間軸が逆の部分と、白黒の時間軸が普通の部分が時間軸の中央に向かって進んでいるということがわかります。


少ない登場人物

  • この映画には主人公のレナード

  • 主人公に色々教えて回るテディ

  • 主人公にDVの相談をする美女ナタリー

  • 主人公が電話で反面教師としている記憶障害の男サミー


この4人が大きく物語に関わってきます。


重要なポイントは、

  • 誰が嘘をついていて誰が本当のことを言っているのか?

  • また嘘を言っている人がレナードを騙す理由とは?


まず、

主人公レナードについて解説します。

結論から言うと妻を殺した犯人はこの主人公のレナードです。

レナードは妻にインシュリン注射をしすぎて殺してしまうのです。

もちろん彼は記憶障害なので記憶がありません。

しかし潜在的には罪の意識に苛まれます。


そこで登場したのが、サニーと言う人物です。

サニーはレナードが保険調査員時代に担当した客と言うことになっていますが、実はサニーはレナード自身の投影だったのです。

妻への罪悪感から自己暗示で妄想を作り出してしまうのです。


明かされない電話口の人物

サニーのことは電話で誰かにずっと話しています。

レナードは大事なメモは誰かに書き換えられないように刺青として残していたのですが

電話で話しているとふと腕の刺青が目に入ります。

「電話には出るな」

刺青にはそう書いていました。

レナードはハッとします。

「誰だ?」

電話口に尋ねますが電話は切られる。


電話の相手ですが諸説あります。


  • テディ説

一番一般的に言われている説で自然に考えるとこうなります。

「おまえさんは何につけサミーサミーといつもその話ばかり・・」

と言うテディのセリフもありますし。


  • 医者やカウンセラーという説

レナードは精神病院に入院しているのではないかという話もあります。

その理由はサニーが精神病院に入院しているとレナード自身が言っていたからです。

サニーという人物はレナードが作り上げた虚構の人物なので

サニー=レナード

つまりレナードは入院しているということになりますね。


テディの嘘

完全には明らかにされていないのですがおそらくテディは麻薬と関係していたのでしょう。自分では警察と言っていましたがそこの真偽は明らかにされません。


テディ

レナードにジョンGを殺させて車の二十万円を奪う

レナード

妻殺しの犯人を殺す

というふうに話を持って行ったのです。


テディの、「1年前に殺したのに忘れた」というセリフから、レナードのジョンG殺しは今回が初めてではないことがわかります。おそらくテディに何度も操られ殺しを行ってきたのでしょう。


ナタリーの嘘

ナタリーはなぜレナードに、妻を殺した犯人がドットだと言ったのでしょうか。

答えは簡単で、自分を苦しめるDV恋人をこらしめたかったのでしょう。


レナードの嘘

レナードも嘘をつきます。そしてそれは自分自身に、、、

全てをテッディから聞いたレナード。

犯人はジョンGでもテディでもなく自分だと

そのことを知ったレナードは刺青やメモで事実を残すのではなく、テディの写真の裏に「彼を信じるな」と書き残すのです。妻殺しの犯人を探すことに生きがいを得ていたレナードは犯人探しをやめたくなかった、そして自分が犯人であるということを認めたくなかったのです。

つまり彼は自分で謎が謎を呼ぶ奈落の底へ落ちることを決めたのです。


まとめ

諸説あるメメントの解釈。

何度も見ないといけないという点が本作のいいところですよね!

また何か新しいことが分かったら教えてください!


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